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【女子大学生が読んでみた】田中俊之『男が働かない、いいじゃないか!』【感想】

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久しぶりに、ハズレを引きました。

中身のないペラペラな本です(笑)

目次を見た時までは、期待していたんです。

  • 「男が働かなくてもいいですか」
  • 「低年収な男性は結婚できないって本当ですか」
  • 「無能な上司にどう接すればいいですか」

どれも関心のある内容でしたから。

でも、実際は、これらの問いかけにたった2~4ページで答えるので、中身はありきたり。

価値のある情報はほぼゼロです。

まあ、せっかく読んだので、感想と内容をご紹介します。

 

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『男が働かない、いいじゃないか!』概要・要約・感想

酷評から入りましたが、この本のスタンスには共感できます。

男性は、「男性である」という理由だけで、色々求められすぎですよね。

  • 定年まで働き続けるべき
  • 男なら弱音は吐かずに頑張るべき
  • 女性の力仕事は男が変わるべき
  • 告白は男性からすべき
  • デートプランは男性が練るべき
  • お会計は男性が多めに出すべき
  • 虫が出たら倒してあげるべき
  • 地図を見ただけで道がわかるべき
  • お化け屋敷では怖がらずにリードすべき
  • 長男なら家業を継ぐべき

ザッと思いつくだけで、男に生まれただけで、こういったことが求められます。

正直、「ちょっとおかしいな」とは分かっていても、私自身、男性にこういった「男らしさ」を求めてしまっている面は否めません。

 

でも、こういった社会の目にストレスを覚える男性がたくさんいるんですよね。

それは、日本の自殺者数を見たときに、男性の比率がめちゃくちゃ多いことにも関係しているかもしれません。

2018年の、男女別の自殺者数を確認してみましょう。

引用:厚生労働省『平成30年中における自殺の状況』

  • 男性:1万4290人(68.6%)
  • 女性:6550人(31.4%)

男性の自殺者数は、女性の自殺者数の2.2倍となっていますね。

筆者は、同じ日本で生活しているのに、これだけの男女差があるのは、

「弱音を吐いたり、他人に悩みを相談したりするのが苦手な男性の傾向」や

「住宅ローンや教育費など、いったん働き始めたら仕事を途中で投げ出せない社会的な足かせ」

などに原因があるのではないかと考えているようでした。

 

たしかに、私もお父さんが「仕事辞めたい」と弱音を吐く姿は見たことがりません。

もし、万が一そんな事を言ったとしても、大黒柱が折れてしまったら、家計が成り立ちません。

言えない空気もあるのかもしれません。

 

さて、ここまでは良いのですが、この本はこれ以上のことが書いてありません。

  • 「男が働かなくたって良いじゃん!」
  • 「男が専業主夫をやったって良いじゃん!」
  • 「男がこれだけストレスを抱えている社会を変えてこうぜ!」

というのはわかります。

確かに多様な生き方が認められるべきです。

でも、実際どうやったらそれが実現できるの?というレベルには踏み込んでいません。

「考えてみましょう」とか「話し合ってみましょう」とかそのレベルの話が永遠と続きます。

 

もっとこう、具体例が欲しいんですよね。

  • 共働きで働いて、教育費など大きな支払いを終えた後は、夫婦が交代で一年ずつ引退してみたら?とか。
  • リモートワークに切り替えてみると人間関係のストレスから解放されるよ?とか。
  • 男が働かないと生きていけないのは、居住費の高い都会に住んでるからだよ。田舎で暮らせば早く引退できるんじゃない?とか。
  • 日本には便利な〇〇って制度があるから、男性は仕事を辞めても〇年以内に次の職を見つければ大丈夫なんだよ?とか。

こう、具体例がないと、「働かなくて良い」という言葉に意味はないと思うんですよね。

 

「働かなくても良いじゃん!家族はまあ、飢え死にするだろうけど!」って事ですよね。

私の家庭の場合で考えると、お父さんが仕事を放棄して「男が働かなくても良いんでしょ!」と言い出したら、家族6人全員が路頭に迷います。

それじゃ困るから、「仕事を辞められない」と困った男性は、生命保険が家族に支払われるように、自殺していくんじゃないの??

男性が、家族の生活という足かせによって、身動きできないと知っていながら、余りにも無責任な物言いだなーと感じました。

 

ただただ「男性に対する社会の目が酷い」という共感が欲しい人には良い本かもしれませんが・・・。

真剣に働かずに生きる道を模索している方が読んだら、

「そんな慰めが欲しいんじゃねーー!働かずに生きていける方法を教えろやぁ!!」

と怒りが込み上げてくること間違いなしですね。

 

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まとめ

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この本は、「男が働かない生き方もアリじゃん、認めていこうよ!」という理想を語る本です。

  • 「自分の価値観は古いから、もっと視野を広げたい」
  • 「社会の在り方が気に食わない。同じ気持ちの人の本を読みたい!」

という方には良いかもしれません。

しかし、実例は乏しいので、どうやって働かない生き方をしていくかは、分からずじまいで終わるでしょう。

具体的に働き方を考えたい方は、ちきりんさんの本を読んだ方が、実りがあると思いました。

「定年まで働きつづける」生き方以外の道を考えられる本で、非常におすすめです!

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