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短編小説で書く読書感想文|浅田次郎『鉄道員(ぽっぽや)』|のあらすじ&感想

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浅田次郎の『鉄道員(ぽっぽや)』は、読書感想文にピッタリな題材です。

第117回直木賞受賞作品なので、有名で評価が高く、中高生はねらい目だと思いますよ!

しかも、この本は、短編集。

表題作「鉄道員」の他、8作品も入っているので、文庫本の8分の1を読めば、読書感想文が書けちゃいます!

超お得ですね。

「できるだけ長い本は読みたくない」と考えている方に最適なんです。

50ページにも満たない物語なので、サッと読んで1日で提出できるはずですよ!

とはいえ、その50ページすら読みたくない人もいると思うので、ザックリ説明していきますね。

 

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ポッポヤのあらすじ(ネタバレ有)

まず、登場人物とあらすじの確認です!

主人公:佐藤乙松(おとまつ)

  • 幌舞駅(ほろまいえき)の駅長
  • 勤続45年
  • ちょうど今年(もう3ヶ月で)定年

「キハ12形気動車」は、一日3本しか走らない幌舞(ほろまい)行だ。

昔の幌舞は、炭鉱の街として栄えていて、ひっきりなしに往復があったけれど、今はガラガラで、廃線することが決まっている。

主人公の佐藤乙松は、幌舞の駅長である。

 

主人公の奥さん(静枝さん)は、一昨年亡くなったばかり。

危篤の電話を受けるも、主人公は、仕事中だったため、奥さんの最後を看取る事ができなかった。

また、娘の雪子(ユッコ)も、生後2か月で風邪をひいて、すでに死んでしまっている。

 

そんな主人公は、ある日、駅に人形を忘れた少女と出会う。

少女は、春から小学生だと言う。

次に、その姉である、春から中学生の女の子が現れる。

最後に、そのまた上の姉である、高校生の女性が現れる。

そして、駅の思い出話をしたり、高校生手作りのご飯を食べたりする。

実はこの女性は、死んだはずの子供(ユッコ)で、17年間の成長する様子を、乙松に見せに来たらしい。

次の日、主人公は、駅のホームの端で、脳溢血により亡くなっていた。

手旗を握り、口に警笛をくわえ、いい顔をしていた。

 

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ポッポヤの感想・口コミ・レビュー

表題作は本当に悲しい。

鉄道員=ぽっぽやとしてしか生きる事が出来なかった不器用な男の悲喜こもごもの物語だ。

何故生後2ヶ月で死んだはずのユッコが成長した姿で乙松の前に現れるのか?

何故その直後に乙松は倒れるのか?

、、、これは幻想とも考えられるし、乙松の死の直前の走馬燈の様なものとも考えられる。

引用:Amazonレビュー

わたし
ユッコは霊なのか、それとも乙松が作り出した勝手な妄想なのか・・・??

鉄道員の感想を述べると

やはり「報われた」の一言に尽きると思います。

仕事一筋、自分の思いを犠牲にしてでも一鉄道員としてその身を投じた乙松。

女房や、一人娘、身の周りの様々な事を犠牲にして、ただ一人だけ駅に居座り、鉄道員であり続けたの男の最期の「奇跡」を記した短編です。

引用:Amazonレビュー

わたし
たしかに、最後に、ユッコから赦されたことで、乙松の人生は、とても報われたんじゃないかな

 

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ポッポヤの読書感想文の書き方・具体例

わたし
実際に読書感想文を書いてみました! コピペは確実にバレるので、駄目だけど、参考にしてください!

私は、現代文のテストで、浅田次郎さんの作品に出会い、もっと他の作品も読みたいと思い『鉄道員(ぽっぽや)』を手に取りました。

この本を読んで、私は、主人公である乙松さんを、カッコ良いと思いました。

乙松さんは、仕事一筋の男性です。

零下20度の寒い日も、自分の奥さんが危篤の日も、自分の娘が風邪で亡くなった日も、仕事を優先し、働いていました。

仕事熱心で責任感のある男性と言うこともできますが、一方で、家族を蔑ろにする、血も涙もない男性と見ることもできます。

特に、「イクメン」が持てはやされる現代において、乙松さんは、家庭を顧みずに働く、時代遅れな、どうしようもない人物だという見方もあるでしょう。

しかし、私は、「家庭や自分より、仕事を優先する」という一本筋の通った生き方が、逆に魅力的だと感じました。

 

乙松さんの台詞に、次のような言葉があります。

「俺はポッポヤだから、どうすることもできんしょ。俺がホームで旗振らねば、こんなにもふぶいてるなか誰がキハを誘導するの。転轍機も回さねばならんし、子供らも学校おえて、みんな帰ってくるべや」

このように、乙松さんは、自分の仕事が多くの人に与える影響を、考えることができる人だったのです。

自分の欲求は後回しにして、今やるべき行動ができるのは、すごい事だと思いました。

このように筋を通せる人間だったからこそ、定年退職間際まで、他の駅員や、駅を訪れる乗客に愛されていたのではないでしょうか。

 

もちろん、その過程で失った奥さんや、娘の事を思って、やるせない気持ちになったこともあると思います。

この選択は正しかったのかと、自問自答して苦しむ日々もあったと思います。

しかし、最後の最後に、死んだはずの娘に会い、

「そりゃおとうさん、ポッポヤだもん。仕方がないしょ。そったらこと、あたしなあんとも思ってないよ」

と、これまでの行いを、認める言葉が聞けて、本当に良かったと思いました。

 

乙松さんが生涯を捧げた、キハ12形気動車は廃線が決まり、物語の終わりに、乙松さん自身も、生涯に幕を閉じます。

時代の流れから「いらない」と切り離されたようで、寂しい気持ちになりましたが、彼らの働きは、確実に無ければならないものでした。

立派に役目を終えたキハ12形と、乙松さんは、やはりカッコ良いです。

敬意を払って見送りたいと思いました。

(963文字)

 

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まとめ

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小説『鉄道員』は、超短編なうえ、考えさせられる内容なので、とても読書感想文向きですよ!

活字がどうしても苦手という方は、高倉健さん主演の、映画版もあるようです。

こちらで内容を確認すると、読書感想文が書きやすいかもしれませんね!

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