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みうらじゅん『「ない仕事」の作り方』を読んでみた|要約&感想

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私は、他の多くの大学生と同じように、

  • 「就職したくない!」
  • 「普通とは違う道を歩みたい!」

と常々考えています。

そんな私ですから、「ない仕事」という言葉を見て、一目でこの本に飛びつきました。

みんなとは違う、特別な仕事の方法が書いてありそうだぞ!

しかも何やら、儲かりそうな雰囲気があるぞ!と思ったわけです。

せっかくなので、内容を忘れないように概要と、感想をブログに書き留めておこうと思います!

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『「ない仕事」の作り方』の要約

私が要約するまでも無く、みうらじゅんさん自身が、まえがきで既に要旨をまとめてくださっていました。

私の仕事をざっくり説明すると、ジャンルとして成立していないものや大きな分類はあるけれどまだ区分けされていないものに目をつけて、ひとひねりして新しい名前をつけて、いろいろ仕掛けて、世の中に届けることです。

引用:『「ない仕事」の作り方』(p.3より)

みうらじゅんさんの仕事は、「これは面白い!」と思えるものとの出会いから始まります。

次に、その好きになったものを、ガーーーーッと調べたり、買い漁ったりして、専門家になります。

そして、【一人電通】戦略で、対象をガンガンアピールしていきます。

編集者を「接待」して掲載を打診したり、小さなイベントを企画して流行らそうとする訳です。

その結果、イベントや雑誌・テレビの取材、本の執筆、テレビ番組出演、グッズ製作などの仕事に結びついているようでした。

 

具体的な例を見てみましょう。

彼の代表的な仕事として知られているのは、「ゆるキャラ」ブームですよね。

もともと、ゆるキャラという言葉はなく、「着ぐるみ」「マスコット」と呼ばれていました。

彼は、観光客に全く見向きもされないその姿に「哀愁」を感じて、仕事にかかります。

彼がゆるキャラブームを巻き起こすまでの、大事なポイントを3つご紹介します。

 

1.自分を洗脳して集める

ゆるキャラのイベントに赴き写真を撮り、

ビデオカメラを回し、

パンフレットを読み込み、

キャラクター名の由来を覚え・・・

とにかく「ゆるキャラ」に関わるものを大量に摂取したそうです。

人に興味を持ってもらうためには、まず自分が、「絶対にゆるキャラのブームがくる」と強く思い込まなければなりません。

(中略)

そこで必要になってくるのが、無駄な努力です。

興味の対象となっている物を、大量に集め始めます。好きだから買うのではなく、買って圧倒的な量が集まってきたから好きになるという戦略です。

人は「大量なもの」に弱いということが長年の経験でわかってきました。大量に集まったものを目の前に出されると、こちらのエレクトしている気分が伝わって、「すごい!」と錯覚するのです。

引用:『「ない仕事」の作り方』(p.18〜19より)

話はそれますが、グッズを集めるオタクと似ているかもしれませんね。

オタクも、例えばたくさん推しの缶バッジを集めて、集まった量を見て、また好きだと実感して、よりハマる・・・

みたいな循環が働いているのかもしれません。

(オタクのみなさん、違ったらゴメンナサイw)

 

2.認知されるよう売り込む

集めるだけで終わったらコレクターです。

みうらじゅんさんは

「地方の物産展で見かける、おそらく地方自治体が自前で作ったであろう、その土地の名産品を模した、着ぐるみのマスコットキャラクター」

「ゆるキャラ」と命名しました。

わたし
命名にもポイントがあり、ブームになるものは「ハリポタ」「アナ雪」というように、省略されやすいそうです!

そして、雑誌やテレビ局に売り込みます。

さらに、自分でも「ゆるキャラショー」を開催しています。

 

3.誤解を生む

著名人が深読みしてブームについて言及するなど、自分の手を離れたところで話題になると、ブームが加速するようです。

 

Twitterでも、色んな人が引用ツイートしたら、元ツイも伸びますよね。

引用ツイを見た人が、元ツイにさかのぼって、さらに反響を得るからです。

そして、いろんな人が、あるネタについて言及していると、「流行っているのかな?」と錯覚してしまいます。

Twitterでも、リアルでも、自分以外の人に話題にされると、ブームは大きくなるんですね!

 

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『「ない仕事」の作り方』の感想

引用:産経ニュース『アウトドア般若心経 やっとたどり着いた「空」の真髄』

本の中で紹介されている、みうらじゅんさんの仕事に関しては、

  • 「え、それ本当に買う人いるの?」
  • 「そんな写真集赤字じゃない?」

と心配になるような仕事もありました。

(あ、ディスりたい訳じゃないですよッ!!!!)

 

具体的な例をあげましょう。

  1. 古い日本人形のコレクションを撮影した写真集『みうらじゅんマガジンvol.3フィギュ和』
  2. もらっても全く嬉しくないお土産400店以上を掲載した雑誌や本
  3. 般若心経の278文字を街中の看板の文字から探し、写真に撮った『アウトドア般若神経』

など、です。

まあ、今みたいにTwitterやInstagramがない時代は、こういう、ただ物をまとめて区分けして紹介する本も売れたのかもしれません。

(「ただ物をまとめる」とサラッと言いましたけど、SNSのない時代に、情報を調べるのは超大変だったでしょうからね。当時は、その労力に見合った価値が認められていたに違いありません。)

 

逆に言うと、「みうらじゅん」方式は、時代に後押しされて、よりやり易くなっている面もあると思いました。

TwitterやInstagramで、気の利いた一言と一緒に写真を投稿すれば、多くの人に情報を届けることができる時代になったからです。

彼のように、酒の席で編集者をもてなす必要はありません。

バズれば編集者の方からDMで挨拶に来て、出版の依頼をしてくれるでしょう。

みうらじゅん方式で稼ぐなら、今がチャンスかもしれませんねー。

 

とはいえ、似た系統のものをひたすら集めていくというのは、かなり苦しいものがあります。

地方のイベントに出かけて行って、いつ出演するか分からない着ぐるみの登場をまったり、

4万円もするいやげ物(木彫りの不細工なビーナス像)を買ったり、

並みの人間なら途中で投げ出しますよね。

時間とお金と精神力がないとできないでしょう。

 

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まとめ

「ない仕事」は、ひたすら収集して、まとめて、発表することでゲットできるっぽいことが分かりました。

TwitterやInstagramで、特定の専門分野についてだけ発信する人には、いつの間にか権威がついて、インタビューや広告の依頼が入るじゃないですか。

それと似てるなーと思いました。

ただし、みうらじゅんさんの場合は、1ミリも流行っていないものや、絶滅危惧のものに焦点を当てているという特徴があります。

自分からブームを作って仕事をもらっているので、もうひとステップ踏んでいますね。

 

私は、就職するのが嫌で嫌で仕方ないのですが、既存の働き方以外の稼ぎ方として、

「集めて発表して第一人者になって仕事をかっさらう」

という方法もあるんだなーと、興味深く感じました。

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